一枚の葉書に思う

引越し通知の葉書が来た。その人、知り合いではある。知り合いではあるが、もう20年は会ってないんちゃうかな。昔もそんなに親しいという付き合いではなかった。年賀状のやり取りもしていない。なんでまた、ひょこたんと?
風の噂で西宮在住ということは知っていたが、その西宮に引っ越すと。文面読むと、1年半、宝塚に住んでいたが、また西宮に戻ると。もちろん、宝塚にいたことも知らんし、知っとく必要もあまりないし、間の抜けた葉書だ。
たぶん、ボランティアさんかヘルパーさんがその人の古い友人名簿を見て出したんだろう。本人はタッチせんと。なんでや? そういうこともできひんくらい障害が重(おも)なったんか?
もしそうやったら、自分もいつそうなるかわからん、こういうときは相手にいらん心配さしたら悪いので、いらん詮索されたら自分が嫌なので、葉書出す人のチェックくらいはしようと思う。
あー、春ですわ、もう。浮世絵の着物の肩脱いだ女の絵柄の焼酎コップ買いました。