収拾つけときました

皆さんはもう頭にないと思いますが、自分自身このままうっちゃっとくと気色悪いので収拾つけます。

こないだ書いた新作落語のあらすじ、そんなに見てはもらえないと思いますが、ちょっとでも多くの噺家さんの目に触れたいと思い、ツイッターで拡散を希望したところ、リツイート0という惨憺たる結果。これを自分では「静かなる炎上」と読んでいます。その原因を心の師やある噺家さんや友人に相談して、原因を考えてみました。

自分でも何となくわかったんですが、不謹慎というかコロナの騒ぎの真っ最中にコロナをテーマにした噺というのも生々しいというか、そういうのもあったんじゃないかというご意見でした。内容的にはそんなに不謹慎ということもないとは思うんですが、イメージ的にはそうですね。ですから、コロナがある程度収束するまで話を寝かしておいて、それから再考を加えてもう一度アプローチしてみます。まだあきらめません。

それから、私は台本コンクールが好きではないので、あらすじを公開するという方法を思いついたんですが、これはいい方法ではないですね。公開ということで笑いをすべて省きましたし、あまり詳しい内容も書けません。別に噺家さんにやってもらわなくても、もうそれでええやないかということになりますから。そういうこともあるのですが、そうでなくても落語をあらすじで表すというのは難しいです。自分の頭の中にある噺の世界観がなかなか伝わりません。噺家さんが自分で作って自分でやらはる場合は、必要事項を箇条書きにしても落語の台本として成立します。他人が作って噺家さんにやってもらう場合は、普通の会話形式の台本でないと駄目だとよくわかりました。あらすじの書き方が未熟だったからかもしれませんが、私は落語的会話がけっこう好きなのでやっぱり書きたいです。

ということで、寝たきりながらなお精進いたします。いうてもこれ、口述筆記で原稿用紙2枚分書いてますし。

新作落語(前半改めました。タイトル未定)のあらすじ

太った男が冬でも扇風機を手放せない。扇風機が突然喋りだす。「自分は宇宙人で扇風機に擬態している。予知能力もあって、もうすぐ流行り病(やまい)の騒動が起こるので、いつも使ってくれているよしみで、あなたを助けます」と言う。

コロナウイルス騒動が起こる。扇風機は男の顔の前に浮かんでいるウイルスを風で吹き飛ばす。それから、扇風機は自分の体に膨らし粉を入れてくれと言う。風に入った膨らし粉にウイルスが引っ付き、ウイルスが目に見えるほど大きくなる。男は宅配便に入っているプチプチみたいに指でつぶしていく。

つぶしていくが、それに追っつかないくらいウイルスが増えていき、男はビールの泡におぼれそうな感じになる。扇風機は変身し、タケコプターのようになって男は空を飛ぶ。男はこれで助かったが、他の人たちはどうなるのだと元扇風機に聞くと「大丈夫。世界には自分みたいに物に擬態している宇宙人がいっぱいいるから、みんな空を飛んで助かるよ」と答える。

下の方を見ると、森のところに雲の上に寝ている人がいる。あれは誰かと聞くと、患者さんで、こんな高いところだと空気が薄いから、できるだけ低いところ、森の上なら酸素も多いし助かると答える。上を見ると、背中に羽が生えた人がいる。それは亡くなった人で、天使になって気持ちよく飛んでいる人だ。

地上には泡のようになったウイルスだけで、すぐにウイルスは死んでしまう。一躍世界のヒーローになった男は・・・。

 

これはあくまでもあらすじで、一切のギャグは省いています。自分の頭の中では台本として完成しているんですが。寝たきりのため台本のような長文は書けません。もし興味を持っていただけた噺家さんがいてはったら、ご自由に噺として膨らませてネット配信にでもお使いください。その場合、できましたら私にご一報いただければ幸いです。私の考えているクスグリとか下げとかをお伝えいたします。お伝えしますが、それをお使いになってもならなくてもかまいません。以上よろしくお願いいたします。みんなでコロナを笑い飛ばしましょう。

「こぶ扇風機」のあらすじ

太った男が扇風機を年がら年中離せない。扇風機は男に友情を感じている。

あるとき、扇風機は、自分は宇宙人で姿かたちをどのようにも変えられ、今は扇風機に擬態していると知る。扇風機は男といつも一緒にいられるように考える。

男がいつものように扇風機を使っていると、扇風機がどんどん小さくなっていき、しまいになくなってしまう。数日して、男の首の横にこぶができる。こぶはだんだん大きくなっていき、扇風機になって、会話もできるようになる。

コロナウイルス騒動が起こる。扇風機は男の顔の前に浮かんでいるウイルスを風で吹き飛ばす。それから、扇風機は自分の体に膨らし粉を入れてくれという。風に入った膨らし粉にウイルスが引っ付き、ウイルスが目に見えるほど大きくなる。男は宅配便に入っているプチプチみたいに指でつぶしていく。

つぶしていくが、それに追っつかないくらいウイルスが増えていき、男はビールの泡におぼれそうな感じになる。扇風機は変身し、タケコプターのようになって男は空を飛ぶ。男はこれで助かったが、他の人たちはどうなるのだと元扇風機に聞くと「大丈夫。世界には自分みたいに物に擬態している宇宙人がいっぱいいるから、みんな空を飛んで助かるよ」と答える。

下の方を見ると、森のところに雲の上に寝ている人がいる。あれは誰かと聞くと、患者さんで、こんな高いところだと空気が薄いから、できるだけ低いところ、森の上なら酸素も多いし助かると答える。上を見ると、背中に羽が生えた人がいる。それは亡くなった人で、天使になって気持ちよく飛んでいる人だ。

地上には泡のようになったウイルスだけで、すぐにウイルスは死んでしまう。一躍世界のヒーローになった男は・・・。

 

これはあくまでもあらすじで、一切のギャグは省いています。自分の頭の中では台本として完成しているんですが。寝たきりのため台本のような長文は書けません。もし興味を持っていただけた噺家さんがいてはったら、ご自由に噺として膨らませてネット配信にでもお使いください。その場合、できましたら私にご一報いただければ幸いです。私の考えているクスグリとか下げとかをお伝えいたします。お伝えしますが、それをお使いになってもならなくてもかまいません。以上よろしくお願いいたします。みんなでコロナを笑い飛ばしましょう。

 

平和の声に、耳をすませて

人は誰も他の人のために何かをしてあげたら、気分がいい。自分はいい人でいたい。悪い人にはなりたくない。これはたとえどんな罪人でもそうだ。やった行為は悪いことだが、誰かが自分にそうさせたと言う。自分はいい人でいたい。

障害者は多かれ少なかれ、誰かに助けてもらう。いや、健常者も一人では生きていけないのだから同じなのだけど、助けを求める頻度は違う。私はほとんど何もできないけれど、外出はいつも一人だ。電車に乗るのも何かを買うのも一人ではできない。あらゆることを頼む。「ありがとう」を言う。私はみんなにいい気分を振りまいているんだと思っている。突き詰めると、これが障害者の存在意義だと思う。

戦争になると、誰も余裕がなくなる。他人のことを思うゆとりがなくなり、自分が生きるのに一杯になる。これは災害時も同じなのだが。

国のために何もできない障害者は、周りのみんなにほんの少しの幸せを与えるだけの障害者は、戦争で生を失う。戦争で死ぬ。

W杯の日本の活躍を相撲に例えると

他のことに例えるに、これが一番妥当だと思う。

日本が南アに勝ったのは、十両横綱に勝ったようなものだ。十両とはいえ、関取。10回、20回と取り組みがあれば、一回くらいは勝てるかもしれない。しかし、実際は取り組みがない。だから、日本と南アは今回が初顔合わせだった。

殊勲、技能、敢闘の三賞は日本が独占だ。殊勲はもう言わずもがな。体格が一番劣る日本がこれだけ活躍したのは技能がひいでていたからというのは、誰もが認めるところ。これまでのW杯でプール戦3勝してベスト8に残れなかったチームはない。3勝したら、えら敢闘だ。実際は、十両三賞を取れない。取れないのに取ったから、世界が湧いた。

いくら三賞を取ったからといって、横綱大関と互角ということはもちろんない。ただ、これからの精進次第では、昔の旭国のような小兵だけど業師の大関になれるかもしれない。・・・エディーさんが去るのが痛い。言うことを聞かん、頭の堅い協会のアホーーー。あらゆる面でエディーさん以上の日本の監督はいない。

東西両横綱の結びの一番はニュージーランドが勝つと予想。

9月13日の蝉

今日、蝉が鳴いた。突拍子もない。

私みたいだ。私も予定日を1週間ほど過ぎて産まれたと聞く。よっぽど母親のお腹の居心地がよかったのだろう。

それが、数分鳴いただけだった。程なく、辺りの様子がおかしいと気づいたんだろう。ちょうど、そこに通りがかったトンボさんに尋ねたのに違いない。

「ちょっとつかぬことをお伺いしますが、今日は何月何日?」

「あんた、何してはりますのん。もう、9月も半ばでっせ」

そのときの蝉のショックたるや、筆舌に尽くしがたいものだったろう。もう、誰もいないのだ。いや、男性がいないのは、この際どうでもいい。女性がいないのだ! いくら鳴こうが叫ぼうが、本懐が遂げられない。

爪先で地面をホジホジして「ええよ、ええよ」といじけたのは、誰でも容易に想像がつく。たぶん、ホジホジしたついでに、穴掘って、もう一度土中に潜ったのではないだろうか。

哀れな話だ。私は涙ぐんだ。

彦八まつり

昨日、会場に4時前に到着。パッパッパッと境内を一回り。じっくり一回りしたら老骨に堪えるのは、経験上知っている。そして、あやめさんのブースへ。柳陰飲酒は必須項目だ。ショット2杯とクッキーを。甘い酒なので、クッキーをアテにしてもいける。染雀さん、遊真さん、こっこさん、ありがとう。

アルコールが入っててウロウロして人にぶつかったらあかんので、便所の前で酔いざまし。この程度なら、すぐに回復。20分ほどしてステージ前に。早よ行って場所取り。いつもの右端前を確保。

ライブはバンドが4組出演。どのバンドかは書かないが、アンコールの声がかかったとき、私の後ろのおばはんが「アンコールいらんわ」と大きな声で。次のバンドが目当てなんだろうが、何というデリカシーのなさ! こんな奴がいるから、大阪人は何たらかんたらと言われるのだ。

ヒロポンズ・ハイ、理屈抜きに貫禄やね。1年後もしっかり生きてて、また聴きましょう。

ヒロポンズ・ハイで夏は終わる。

しかし、電車賃浮かすために、生國魂さんから難波まで歩く私はケチか?