記憶喪失

どうも間が空くと、書かん癖がついてしまう。悪癖だ。いや、今、ラグビーのワールドカップやってるので、テレビ観戦に忙しい。寝不足気味でもある。
今日、同級生5人で飲み会があった。まっ、急に言うて来れるん、このメンバーくらいやろな。他は施設に入ってるもんとか、一人で外出できひんもんとか。そやけど、わたいらも来年は大台に突入するのだ。全くもって、自分ではありえないくらい信じられない年齢なのだが、現実は現実だ。ちょうど区切りの年なので、居場所がわかるもんみんなに声をかけて、大掛かりな会を開こうと思う。「みんな、準備、協力するのだぞ」と、帰宅後、宙に呟く。頑張ろうね! 誰に書いてんねや。
5人の中にパラリンピック金メダリストがいる。競泳で2大会連続「金」 凄いのだ! おまけにまだ現役! これは驚嘆に値する。
今日のメンバーの一人は「水、恐ないか。水に浮くん? 凄いがな」と、メチャ低レベルなところで感心していたが???
その金メダリストの金ちゃん(仮称)に思いも寄らないことを言われた。「祝勝会どないなっとん?」「はぁ?」
なんや知らんが、3年前、メダル取って帰ってきたとき、わたい、我がことのように興奮してほたえて喜んで、祝勝会開いたると言うたらしい。まったく覚えていない。「疑うんやったら当時の自分が送ったメール見てみぃ」と言われた。そんなん忘れるわけないやろと思いつつ、今、昔のメールを見てみた。
「ホンマ、祝勝会開こ。M(他の同級生)にも言うてある。今月後半か来月か。バタバタが落ち着いてからね。」
「なぁ、会おうよ、飲もうよ。いうても飲むん俺だけか? この日は都合が悪いという日、教えて。その日ぃ外して予定組みます。店、どこしょっかなぁ。勝手に一人で盛り上がっとうやろ。」
「今月の3か4週目くらいになると思います。また連絡します。」
3通に渡って書いてた。驚愕の事実だ! 結局そのとき、やらなかったのは、わたいに人生の大きな転機があったからで、ここまで綺麗にスポォンと忘れてしまったのもその転機のせいだろうが。金ちゃんに言われて思い出すのならまだしも、読んで初めて思い出すのって・・・? わたいって重症?
そやけど、3年前のことを引きずってわたいに言う金ちゃんも金ちゃんだ。その執念深さが金メダルを呼ぶのか。
金ちゃんの妹さん、読んでるぅ? このブログの愛読者だそうだ。思わないところで読んでくれている方がいる。ありがたいことだ。ブログ書くの、さぼってはいられない。