罪と、罪なき罪

厳密に言えばネタバレあり。書いた方が宣伝になると思って書きました。

日曜に行ってきた。2年前の初演は風邪で観に行けなかった、リリパットアーミーⅡの舞台の再演。その大阪公演へ。再演してくれて嬉しいなぁ。

ふっこさんは明治、大正、昭和初期辺りの激動する世の中に翻弄される市井の人々を描かせたら超一流だとつくづく思う。人はどんなに深刻な局面に追い込まれても「笑い」の要素がどこかに覗くもので、そうでなかったら生きていく希望を失ってしまう。それを舞台全体で表現している。ハッピーエンドともいえない芝居だけれど、見終わった後、心が温かくなったのはそのためだ。

明治の、司法制度が近代的に整えられる頃のお話で、裁判官や弁護士、その周囲の人々が登場するが、そこになぜかレディ・ガガが? これ、書いてもネタバレにならんと思う。このレディ・ガガを見るだけでもお代の価値は十分ある。

この週末、新神戸オリエンタル劇場で。日曜は仰山チケットが余ってるらしい。