水滸伝にて

中村敦夫の「水滸伝」が今、お昼に放送されてる。30年以上前の連続ドラマだ。懐かしいわ。考えたら中学のわたいがワクワクして見てたんや。
とにかくオールスターキャストよ。中村敦夫の他、佐藤慶でしょ、あおい輝彦黒沢年男、土田早苗、長門勇ハナ肇佐藤允原田大二郎山形勲寺田農田村高廣・・・etc. 若い人は聞いたことない名前も多いやろなぁ。日本昔ばなし常田富士男も出てる。わたい、こういう群雄が相まみえるドラマが中学のこの頃から好きやったんやと、あらためて思う。どおりで、ええ年したおっさんがドラゴンボール、必死で見とったわけや。
オールスターといっても、毎回出てるのは中村敦夫と悪役の佐藤慶だけ。あとは出たり出なかったり。土田早苗は9割がた出てるか。スケデュール調整しやすかったのね。まぁ、番組の予算っちゅうものもあるから、毎回、スターようけ出すっちゅう訳にもいかんか。そやけど、ここでこういう事件、戦いが起こってるのに、この登場人物は今、どこで何をやってんねん?と、出てない役にわだかまりを持つのは毎回のこと。このわだかまりもある種、魅力のうち。
回も今は10回を超えて、物語も佳境を迎える。ここでふと気付く。血しぶきだ。初めの頃は血、血、血のオンパレード。生首飛ぶわ、腕切り落とすわ、ピュッピュピュッピュ、血の噴水が見られた。まさにスプラッターのはしりやったんやと思った。凄いドラマやったんやなぁと感心していたら、回が進むうちにすっかり見られなくなった。クレーム多かったのね。
笑ろたんが、ある回に出てた官僚とつるむ悪徳商人。水戸黄門とかの時代劇でいうたら「おぬしも悪よのぉ」の越後屋みたいな役。
おーい、中国が舞台でなんで大阪弁やね〜〜〜ん!?