やばっ!?

羽曳野の落語会に行った。羽曳野は遠い。いや、もうちょっとだけ遠いとこまでは行動範囲なのだが、まぁ遠い方だ。遠いといっても、車椅子でテクテク行く走行距離はそれほど長くない。家から最寄駅まで5分と、向こうの駅から会場までが15分ほどと、電車の乗り継ぎとかを含めて、片道だいたい半時間ほど。それで、ホールに着いたら車椅子の電気がほとんどなくなってた。
なんでやねん! こんなん、暮れの29日よりひどいやないかい! 家帰られへんやんか! 行きよう途中、メーター見たら加速度的に減っていっていた。そやけど、もう羽曳野に着いてるし、今さら引き返しても家まで持ちそうにないのは変わりない。
1日、狂言に行ったときは走行距離は短かったとはいえ、普段と異常なし。4日、繁昌亭に行ったときは、いつもよりは減り気味ではあったけど、29日のときと比べたらそれほど異常というほどでもなかった。寒いときはバッテリーの能率が悪くなるし、そう思えばその許容範囲内。ほんで今日がこれ。
とにかく最善を尽くさなくてはならない。ホールで充電させてもらう。お願いしたら快く了承してくれた。充電は数時間かかるので、わたいは座席に移って、落語を聴いている間、コンセントに突っ込んどいてもらった。ありがたや。
でも、あの減り具合から考えたら、家まで帰るのにこれで一安心とも言いがたい。残り3分の1くらいから見る見る減っていったからね。どうなることやらと案じていたら、地獄に仏、助け舟出現。林家一門の落語会(この日も)の常連さん、顔見知りでメル友さんでもあるLindaさん(男性です)が客席に。事情を話したら、帰り、ホールから駅まで押して帰ったげると言ってくれはった。ほんなら走行距離、半分ですむもんね。ありがたやありがたや。
親切、身にしみます。人が乗ってる電動車椅子を押すのん、重いから力がいるのよね。しかも、ご自身は本来、途中で下車するところ、わたいを押して梅田まで行ったげるとおっしゃる。なんぼ厚かましいわたいでもそこまで甘えられない。ほんで、残り15分くらいやったら、たぶん大丈夫やろし。感謝感謝! お礼を言って別れる。
早急に対処しなくては。普通5年くらいもつバッテリー、まだ1年しか使こてないど。なんでじゃ!?