愛と悲しみのモーニングテレフォン

AM10:00から電話を掛け倒した。
スピーカボタン→ぴあの番号→切る→スピーカボタン→再ダイヤルボタン→切る→スピーカボタン→再ダイヤルボタン→切る→スピーカボタン→再ダイヤルボタン→切る→スピーカボタン→再ダイヤルボタン→切る→スピーカボタン→再ダイヤルボタン→切る→スピーカボタン→再ダイヤルボタン→切る・・・・・
耳に「ただい」のたこができた。「ただい」とは「ただ今大変混みあってます」の「ただい」だ。そこで切るので「ただい」だ。
ボタンを押すのは人より遅いだろうが、それでも5秒に1回は掛けられる。109回目「はい、チケットぴあプッシュホンサービスです」の声が。
あなおそろしや! 足指反復運動を止めるのはいかんともしがたく、切ってもた!
慟哭した。それでも足指は止まらず・・・
それから5回目、再度繋がった。後ろへのけぞり、倒れた。でないと、また切ってまう。
起き上がり、Pコードを押すと・・・・・予定枚数終了だった。
慟哭した。慟哭してもいいよね。
109回目で、もし切らなかったら、というような、精神衛生上よくないことは、わたいは考えない。