美術の先生

昨日も展覧会へ。先生ご夫婦が所属してはる美術グループの作品展。こっちはもちろん先生の絵も展示してある。
先生の級友がモデルの絵があった。畳の部屋でレース編みをしている絵。
母親を思った。いや、母親は不器用だから、レース編みなどできないんだけどね。なんだかね。
母親がいなくなってから、先生に母親の絵を描いてほしかったなぁと思うようになった。まぁ、絶対描いてもらうなど嫌がるに決まっているが。わたいも去年「モデルせえへん?」と言われ、逃げたしね。「モデルせえ」と、ここで10人、いや、10人やったらひょっとしてということがあるな、15人の方がコメントくれたら、モデル、考えてみます。
それはさておき、美術の先生はホンマ得やと思う。こうして展覧会を開く度、昔の教え子と会うことができるんやから。わたいなどは、会いたいと思っていただいてもいただかなくてもトコトコ出掛けるのであるが。年に1回は近況報告させてもらう幸せ。数学の先生やったら、こんな機会ないもんね。
しかし先生ご夫婦は羨ましい。絵を描くという共通の生き方ができるんやから。ご夫婦で度々、お好きなそうなスペインにも行かれて絵を描いてはる。ホンマに羨ましい。