Like a Rolling Stone

日曜、落語会会場を出る。ツーーーと駅へと走り始めたら、何やら、後方でおばちゃんらしき叫び声。何かな?と思ってたら、すぐに背後からわたいの横に追い付くおばちゃんが視界に入る。わたい、びっくりして立ち止まる。

「あー、停まったぁ!よかったわぁ。大丈夫?」

キョトンとしながらも「大丈夫です。ありがとう」と答えるわたい。何が大丈夫なのかはわからないが。即座に逃げるように立ち去るわたい。

いやまぁ、すぐに事情はわかったけどね。坂道を誰も押してない手動の車椅子が転がり落ちているような感じに見えたのだろう。別に坂ちゃうけどね。善意だけの行動であることは確かだ。ありがとう。

車椅子を押しているように見えるよう、後ろにダッチワイフを取りつけようかと思っている。