トロール人形

昨日、大阪に出たついでに、観たい映画があったので、梅田スカイビルの映画館へ。ビルに着いたんが上映時間1分過ぎ。あすこ、けっこう歩く。駅から15分ほどかかるわな。予告編もあるから、普通やったらそこから映画館のあるフロアまで走るとこやけど、わたい、走られへんし。エレベーターのボタンも高いから自分で押せないので、誰かが通るのを待たなあかん。それで映画鑑賞断念。

ビル前の広場に、クリスマスのイベントの出店が出てた。ヨーロッパのいろんな国の出店。ドイツワインとサンドイッチが食べられたり、ツリーに飾るオーナメントとか小物雑貨が売っている。

ノルウェーの店に、高さ6、7センチの妖精がいっぱい並べられていた。向こうの民話に出てくるような妖精で、トロールちゅうのん。一見グロテスクなんだけど、こんなん好きだ。映画が観られず、スカイビルまで足を延ばしたのが徒労に終わるのも何なんで、トロールを買おう。というようなしょーもないことは来年から書きません。

欲しいんだけど、売ってるのがノルウェー娘で日本語が通じない。ほんで、きれいんだけど愛想がない。俺が「これ、ちょうだい」とか「財布はここ」と言うても通じんやろなぁと思って、そうとう長いこと店の前で躊躇してたけど、愛想笑いの一つもない。もちろん、人によっても違うやろけど、北欧のお国柄もあるんやろなぁ。陽気でファンキーなイメージないもんなぁ。親しくなったら話は別だろうけど、そうなるまではオープンマインドという感じではないのかもしれん。北欧だから、開けっ放しにしてたら寒いし。ラテン系の人とは、やっぱり違いがあるんちゃうかな。どっちがいいとかではないけれど。

それに、わたいなんかの場合、外国人や、あと聴覚障害者とはコミュニケートが取りづらい。言語障害は全く関係ないけれど、ボディランゲージができないのは痛すぎる。オーバーアクションの人は、外国に行っても日本語だけでほとんど通じるというやない。

結局、男二人連れで妖精見てた兄ちゃんに要請して、妖精人形を買うのを手伝ってもらった。・・・ホンマに来年からは書きません。買ったら「アリガトウ」とは言ってくれた。日本語は挨拶程度しか喋られない。他の客に英語で同じセールスコピーしか喋ってなかったから。わたいが店の前に居座ったから、対処の仕方に迷ってたんだろうなぁ。

ちっちゃい子が見たら怖がるやろけど、じっくり見たら愛嬌のある・・・けどやっぱり怖いおっちゃん妖精。暖炉を守ってくれるそうだ。暖炉ないけど。なぜか小脇にサッカーボール抱えてる。