涙と光に包まれて

昨日、元町で映画を観た帰り、ルミナリエを通る。映画は、連れと行ったことは数えるほどしかなく、なんぼ、わたいと行ったら千円で観られると言っても誰も話に乗っては来ず、寂しいおっさんなのだけれど、まぁ、映画は一人で観るに限るとうそぶいている。実際、おっさんは泣くのだ。号泣することもある。横に誰かおったらかっこ悪いやん。昨日も泣いたねぇ「4分間のピアニスト」。ラスト、ほとんど号泣ね。魂がほとばしった演奏と、老ピアノ教師と受刑者ピアニストの笑顔は最高やった。
で、帰り、ルミナリエ。9時過ぎてたけど、人いっぱいいっぱい。みんな立ち止まって、ケータイで連れの写真撮りまくってるから、なかなか進めましぇん。わたいは一人だ。ケータイも持ってない。喧嘩売っとんか!いや、売ってません。ひがみでした。一人徘徊は慣れている。でも、こういうたくさんの人の中の一人は消耗する。それは承知済みだが、キラキラ好きだからフラフラァと光に吸い寄せられたのでした。
ルミナリエ開催存続危機のため、百円募金の箱がいたるところに。おねえさん、おばさんが首から掛けて募金を呼びかけている。ご苦労さん。百円くらい任せなさい。一番好みのおねえさんのところで募金する。キラキラの笑顔で応対。ささやかな幸せ。そのくらいはいいよね。
まぁ、しかし、ルミナリエが西洋の幻想なら、嵐山の花灯路は和の幻想だ。まだ言うとんか。まだウジウジ言うてます。今日からだ。行きたいなぁ。読んでくれてないわなぁ。読んでもらえぬ独り言、涙こらえて書いてます。
独り言といえば、独り言ついでだ。お題くで。http://d.hatena.ne.jp/tanich/20071205