牡丹燈籠
昨日の日記、頭の部分加筆あり。
以上、業務連絡でした。
今週7日間で4回京都に行く。京都には、古典芸能づいているわたいにとって魅力的な公演が多い。神戸にはない。たぶん、京都に住んでたら、神戸に来ることはほとんどないやろなぁ。
昨日はシネマ歌舞伎の「怪談牡丹燈籠」。難波でもやってるが、難波の上映館は車椅子席がいっちゃん前のど真ん中。この座席の位置でスクリーンは見れたもんじゃない。
シネマ歌舞伎は、初めの3作ほど見逃しているが、あとは全部観ている。これはいい。前売り買うたら1,800円で歌舞伎が観られる。生で観るのと一桁違う。リーズナブルだ。お求めやすいお値段です。松尾伴内です。チケットは男女兼用です。
牡丹燈籠はいろんな芸能で観ている。それぞれが重きを置いている箇所、要素が違っている。落語が一番笑いが少ないのが面白い。歌舞伎やその他の演劇では、客の目の前に舞台がある。おどろおどろしい暗い舞台風景が実際にあるから、その中でユーモラスな演出をしても怖さは消えないということだろうか。遊べる部分が多いんだろう。歌舞伎の牡丹燈籠を観て、落語の怪談噺の難しさを改めて認識した。白石加代子さんの百物語も落語と同じく語りだけの舞台だけど、百物語中の白石さんは、白石さんご本人が鬼気迫る迫力だから、おどろおどろしい舞台背景もご自身が一手に引き受けてはるのか。
で、メインはやっぱり伴蔵お峰夫婦。仁左衛門さん、玉三郎さんはいいわ。金銭欲に目がくらんだ殺人ほう助夫婦だけど、情があってユーモラスな夫婦には、なるほどと唸るばかり。ラストのお峰殺しの殺陣は圧巻。殺陣にも情があるのが凄い。
そして、壱太郎さんの酌婦お梅がタイプだと思ったわたいは危ない。
冗談でっしぇー。
再び、業務連絡です。
この土曜日、京都でむ雀さんの復帰舞台あり。みんなで行きましょう。
業務連絡もう一つ。7月26日放送のヤンタンで師匠がわたいの名前を何回も口にしてくれてはります。皆さんには何の関係もないですが、わたい一人、日曜からちょちょもぉております。もちろん、いっしょにちょちょまわんでいいですが、お時間あればよかったら、聞くだけでも聞いてみてください。今日から3週間ネットで聞けます。