映画

心のふるえ

日曜、家から歩いて25分の落語会に行く。電動車椅子だから、25分の距離は楽々で、自分の庭みたいなものだ。2時開演で3時半終演とコンパクトな会ながら、内容はどれも充実していて満足。佐ん吉さんのパンプキンのクスグリは、聞くのは2回目だが、これ…

母なる証明

母親に会ってきた。 もし、わたいが殺人の容疑をかけられたら、この作品中の母親と同じような行動をとって、駈けずりはいずり回って、他人の言葉に耳を貸さず、どんなことをしてもわたいを守ろうとしただろう。まぁ、その前に、そういう疑いをかけられる場所…

エル・カンタンテとピリペンコさん

エクセル・ラボーはステージ上での名声と陶酔を手に入れた。彼の歌声は世界中に愛されたのだけれど、私生活はボロボロ。女性関係激しく、ドラッグに溺れ、身の破滅。 予告編で見たピリペンコさん。ウクライナの片田舎で年金生活を送りながら、取りつかれたよ…

HACHI

くっさー、えげつなー、隙があったらかかってこんかいっ!の、高校時代、ピンポンと通信教育で空手をやっていた八ちゃんのことではない。監督が好きだから行ってきた。この映画、基本的に嫌いではない。確かに泣いたよ。普段、主人がボールを投げても取って…

牡丹燈籠

昨日の日記、頭の部分加筆あり。以上、業務連絡でした。今週7日間で4回京都に行く。京都には、古典芸能づいているわたいにとって魅力的な公演が多い。神戸にはない。たぶん、京都に住んでたら、神戸に来ることはほとんどないやろなぁ。昨日はシネマ歌舞伎…

居場所

映画2本観てきたった。両方、自分の居場所にしがみつく話だ。あっ、ネタバレしてます。まぁ、初めの方はネタバレしてなくても、観てるうちに先の展開が読めるストーリーだから、別にかまわんか。先が読めるとはいえ、楽しめることは楽しめる。あとの方は・…

西川作品で自己を見つめましょう

先日、西川美和監督の1作目「蛇イチゴ」をレンタルしようと思ったら、全部貸し出し中だった。6年も前の映画だしね「ディア・ドクター」の好反響を物語ってるんだろう。西川監督の旧作がよりいっそう多くの人の目に触れるようになるというのも、師匠はお喜…

ディア・ドクター

鶴瓶師匠のこんな顔を見たことがない。自信無げに人の顔を窺い、おどおどした表情。嘘をついてしか生きていけない、そんな怖さをひしひしと感じる。医療現場での嘘なのだから、それは想像に絶する。けれど、師匠演じる伊野は逃げない。自分がいなくなれば無…

余命1ヶ月の花嫁

映画を観る数日前、ドキュメンタリー番組の再放送を観た。やはり涙が止まらなかった。生きてることの大切さ、ありがたさ、それと、感謝する心、勇気、優しさ、希望、そういった人生で大事にしなければならない諸々を千恵さんに教えられた。そして映画を観た…