大秘宴會、7日のメモ

談春師匠「妾馬」

この日も長講一席ずつ。談春師匠らしく、奇をてらわない、けれん味のない高座。志の輔師匠の「新・八五郎出世」ももちろん大好きだが、こちらも味わいがあっていい。

中入り

鶴瓶師匠「らくだ」

「立ち切れ」かとも思ったが、ここでもっぺん「らくだ」。「らくだ」は鶴瓶師匠にとって特別な思い入れのある根多だろう。清々しいまでの自信だ。そんな特に自信のある根多を、鶴瓶師匠曰く「怪物・談春」にぶつける。「怪物・談春」へのメッセージを感じる。

常に落語への熱い思いを奮い起させてくれる存在。「談春に出会えて本当に良かった」と師匠は心底言うてはる。師匠も後輩をリスペクトしている。