南光師匠の「らくだ」

去年までGWのしんがりを務めていたわたいの生誕記念日も、今年から祝日を外されてしまった。無念である。政府が幸せなわたいをやっかんでのことだと思う。もっと度量を大きく持ってください。

さて、気がつけば、2週間、日記の更新が空いてしまった。毎夜、カノジョにメールを書いて、もう日記を書いたような気分になって、カノジョを心に抱きながら眠る夜が続いてます。mixi日記をご覧の方は、ボイスにはときどき壺焼き、いや、つぶやきを書き込んでいるのでそんなことはないだろうけど、はてな日記の方をご覧の方は、更新がないので、わたいの身に何かあったのではないかと心配してく・・・・・れてる人がいたらいいな。

わたいは元気です。病気ではありません。いや、病気です。慢性色ボケは表立ってどうこういう症状はないのでご心配なく。

その間の芸能通い。談春、松喬、鶴瓶、志ん輔各師匠と充実。千作先生の「貰聟(もらいむこ)」も。モッピーの聟と千作先生の舅が相撲を取る場面。うわっ、お年寄りの虐待!?・・・

南光こごろう親子会にもサンケイ、トリイと続けて。

南光師匠の「らくだ」は凄い。紙屑屋が酔っ払っていく件のなんと濃厚なことか。これでもか、これでもかと執拗なまでに描かれる。執拗だが、とても心地よいのだ。カノジョへの愛撫?キャッ

全体的にゆとりを感じる。昨11月の鶴瓶師匠のホワイトツアーで、鶴瓶師匠の「らくだ」を舞台袖で余裕の表情で見守ってはったのも頷ける。(別に表情を見ていたわけではないが) 両師匠の「らくだ」は、また違う噺のようだ。どちらも凄い。

サンケイの「らくだ」が、米朝一門だから火屋に運ぶところまでやらないで1時間20分ほど。トリイの「高津の富」も枕を入れて50分ほどやってはったかな。時計を見ていたわけではないけど。南光師匠の長講のゆったりした余裕を何度も味わいたい。

で、怪ボくん。顔を合わした早々、開口一番「3日前のあの子、ええなぁ」と言わんように。ええなぁも何にも、二言三言軽く挨拶程度の言葉を交わしただけではないのか。開口一番言うということは、3日間いろんな妄想をしていたんだろうか。恐るべし、怪人ボケゴロシ! 今度どっかで偶然会っても求愛したらあかんよ。