11時間耐久彦八まつりリポート

前回の日記「頑なに」の一言加筆。「一言くらい・・・」てあなた、わたいはこだわる男です。

この土日に谷九の生國魂神社であった彦八まつりに、両日合計11時間滞在した。11時間はわたいの新記録だ。そして、今年は猛烈な残暑だ。

アホや言うな〜

ヒマか言うな〜

まっ、それに反論する材料は何もないのだが。

時間割です。

4日(土)

14:00〜16:40 カノジョと二人でボー。暑いからあまり動きまわらず。日陰で佇む。柳陰1杯飲酒。アテにちくわを買おうと思ったが、売り子のおねえさんに試食のフィッシュカツを口に放り込まれ、成り行きでフィッシュカツに変更。気ぃ弱し。ちくわよりフィッシュカツの方がだいぶ安い。おねえさんも損をした。二方一両損だ。カノジョに酒臭いと言われたので、しばし断酒。

16:40〜17:00 都さんの占い。

17:00〜17:40 カノジョと二人でボー。

17:40〜18:20 中入り。カノジョが早く帰らなくてはならないので、帰路途中の乗り換え駅まで送る。カノジョは電車にあまり乗りつけてないので、乗り換えが苦手だ。かわいい。

18:20〜20:30 一人寂しくまつりに戻り、ステージのライブ観賞。わたいにとって彦八まつりといえば、ボーっとすることと柳陰とヒロポンズハイだ。「♪お前とおったらおもろいわ〜」をカノジョが去った会場で聴き、涙がひとしずく

5日(日)

14:35〜15:00 奉納落語会入場券を求めるため、列に並ぶ。長蛇の列だ。読みが甘かった。もっと早く来なければいけなかった。悔やんでもしようがないので、最後尾に着く。スタッフのおばさんが、今から並んでも券は回ってこないと言う。そんなん言われても、今日はこれのためだけに来ているのだ。半ベソをかきながら並ぶ。したら、何と入場券最後の1枚をゲット! こんなことってあるのね。一生分の運をここで使ったんやったらどうしよう。

15:00〜16:30 一人でボー。昨日と同じ日陰のとこで佇む。あらかじめ、どこそこで佇んでいるとmixiでつぶやいていたので、数人がご機嫌伺いにやってきてくれる。たまたま通りがかったとは思わないことにする。柳陰の差し入れを所望していたのに、誰も手ブラだったことは忘れることにする。しゃーないので、身銭を切って柳陰を購入。漫才のおしどりケンちゃんマコちゃんが、紙コップを置くためのドリンクホルダーを針金アートで作ってくれて車椅子に装着。あっちゅう間に作ってくれた。匠の技だ。あっちゅう間ではあったが、そのわずかな間、マコちゃんが「ここはこうだ。そこはこうした方が安定する」と、やいのやいのケンちゃんに指示。舞台とおんなじ雰囲気で、とても面白かった。

16:30〜17:00 落語会会場内でボー。

17:00〜19:30 奉納落語会。落語をしない落語会。ざこば師匠の動物いじめや可朝師匠のボインの歌など、私はこれで売れましたという懐かしの芸の数々。今日を見逃したら、もう見られるかどうかわからない。ということで、わたいの一番の目当ては福団治師匠のペケペン落語。これ、聴いたことがない。興味津々。で、これがおもろいおもろい。師匠のお若い頃のリアルタイムのペケペンを知らないが、ひょっとしたら、今のペケペンの方がおもろいのではないだろうか。師匠独特の脱力感が漂う漂う。哀愁のペケペンだ。なかでも、放送禁止ペケペンでは、わたいの引き笑いが会場内を高らかにこだました。ペケペン落語とは何か?は書かないでおく。ご存知でない方にとっては神秘のベールに包まれていてほしい気がする。しかし、ホンマに入場できてよかった。

というような、一部大変有意義な、かつ、ほとんどユルユルな、甘く切ない今年の彦八まつりだった。もう一言付け加えるなら・・・去年の、あの、悪魔のあほおばはんに出くわさなかっただけで御の字だーーーいっ!!

都さんの占いについては、次の日記に書きます。