ぴあとローチケへのお願い

8月の森ノ宮志の輔らくごのチケット、先行予約でゲット! ホッ。

日曜の夜中、8月の前の7月31日にも富田林で志の輔独演会があることに気づく。ゲッ! チケット発売が4月10日。グェッ! そんなもん、なんぼなんでも2ヶ月以上経ってるし、もうあかんでしょ。と思ったが、念のため調べたら、まだ売ってた。エッ!

こんなん、東京の人は信じられんやろう。毎年1月に1ヶ月間、パルコ劇場で毎日同じ根多をやらはって、そのチケットが即日完売になる志の輔師匠。その師匠の会のチケットが2ヶ月経ってもまだ残ってるんだもん。

大阪市内だとこんなことはないが、市外だとこういう傾向はままある。市内と市外の認識の差がどこにあるのかわからない。市外ではガッテンのおじさんとしか思われていないんだろう。極めてもったいない話だ。志の輔師匠に限らず、鶴瓶師匠でも市外だとチケットの売れ行きがちょっと鈍る。落語ブームだったときでもだ。だから、わたいは落語ブームには懐疑的だった。

それはともあれ、チケットを買わなくてはいけない。翌日、コンビニ行って買うとしてもね。2ヶ月間残ってたんだから99%大丈夫だろうけどね。万一ということもあるし。タッチの差でなくなろうものなら、末代までも悔やむことになる。それで、夜中だけれど電話予約。電話の相手は機械さんだから、遠慮なくたたき起こす。で、めでたく予約完了。これで安心して眠ることができる。

さぁ、翌日だ。落語会の帰りにコンビニへ。ここでわたいがどうするか。

舐めてもらっちゃ困るぜ、お嬢さん。わたいをそんな甘ちゃんと思ってたら火傷するぜ。泣きを見るめぇにさっさとけぇんな。

自分でも何を書いているのかよくわからないが、とにかく、素直に昨夜、予約した分を発券しない。これは万一売り切れてしまっていたときの滑り止めの保険だ。家で予約したのを発券すれば、システム利用料210円かかる。それをチャラにして、店で新たにコードを入力して買えばかからない。どっちの場合でも発券手数料105円はかかるので、+315円になるか+105円で済むかの差だ。誰でもお安い方を選ぶでしょ、奥さん。

だいたい、家で自分とこの電話を使って買えばシステム利用料がかかって、コンビニの端末機を使って買えばかからないというのが、なんや腑に落ちない。まぁ、システム利用の意味が違うんやろが。何にしても、滑り止めの保険という気分的に煩わしいことをさせるシステム利用料は廃止すべきだと思う。先行予約では特別販売利用料やら何やかやで、合計で+1000円ほど庶民から巻き上げるんだから、普段の210円くらい大目に見なさいよ。

「バナナ」と「仕事ない」

タイトルと本文に特に関連はなし。春蝶さんの二つになる娘さん、ことはちゃんのギャグです。

春蝶さんの根多下ろし「権助提灯」がいい。この噺は、元は旦那と権助のやり取りで聴く者を楽しませる噺なのだが、春蝶さんは違う部分にスポットを当てている。まるで平日昼1時半からの関西テレビのドラマを見ているようだ。アドバイスを求められた花緑さんが「何も言うことはない」と最大級の賛辞を送るほどの見事なアレンジだ。対談で話題に上っていた「紙入れ」もどこかで聴いてみたい。春蝶さんの描くリアルでありながらデフォルメされた、なんや矛盾した表現だけど、そんな女性像は魅力的だ。

それにつけても「春蝶・花緑二人会」このお二方の名前の取り合わせ、綺麗で粋だ。

中村仲蔵の花道

あらかじめ申し上げますが、一昨日、日曜は、わたいの身辺に何も事件は起こりませんでした。がっかりです。そして、温泉旅館の女将は結局、なぜスコップを持って竹やぶに入っていったのでしょう。(志の輔師匠の「ハナコ」をご存知の方だけお笑いください)

いや、小降りで距離が短かったら雨具なしでタァーーーと突き進むわたいでも、確かに「濡れ合羽」ちゃうわ、レインポンチョを着なくてはいけないくらいの雨の降りようではあったが、暴風雨ということはなかった。風は普通だったもんね。おもんない・・・いや、幸運を喜ばなくてはいけない。

そう、そんなことで「おもんない」と言っていてはいけないのである。左様、言葉で言い表せないほど素晴らしい舞台だった。

春秋座という、花道のある劇場で志の輔師匠が思う存分遊んではるのである。全く楽しそうだ。いつものように、そんじょそこらの滑稽噺なぞ比べ物にならないくらい笑える人情噺。そして、花道。

花道の使い方に驚いた。こんな使い方があるのか! こんな舞台を目にすることができたことに、至福の吃驚だ。

花道にライトが当たる。

それだけだ。ただ、それだけなのだ。それだけなのだけれど、そこには雨の中を走る定九郎が見える。確かにいる。それは師匠のト書き語りと絶妙な間のなせる業。普通、落語ではあまり良しとしないト書きだが、師匠のト書きは志の輔らくごにリアリティを吹き込む、なくてはならないファクターだ。その緊迫感。黒羽二重に白塗りの仲蔵、一世一代の名演技に息を飲む。

超越している。これはもはや、落語ではない。

同じく落語のエンターテインメント性を追求する鶴瓶師匠が、唯一嫉妬するのが志の輔師匠なのではないだろうか。

鶴瓶噺2011でラストに現れるクリスマスツリーや、この志の輔仲蔵の花道、これらを語れる、わたいはいい時代に生まれた。

O先生にメールを書く

全文、メールのコピペです。(日記書くのに手ぇ抜くな!)

お疲れ様でした。いつもお声掛けいただき、ありがとうございます。

子別れ、あの下げは初めて聞きました。いろいろあるもんですね。

今日も足元がお悪かったんですが、問題は明日です。梅雨入りが早いのは、まぁ許しましょう。台風て!?

いや、京都です。春秋座。先生はどう思てはるか知りませんが、私はバスに乗ったことがありません。(そんなん知らんがな) いつもの文芸会館は河原町からてくてくしています。神戸でも乗ったことがないのに、初バスが京都で台風・・・

竜野では帰りの電車に乗り遅れて警察沙汰になり、神戸の文化ホールではゲリラ豪雨志の輔師匠の独演会では何かありますわ。相性悪いのかな。明日が楽しみです。

もし、私の身に何かあったら、神戸にこんなアホな車椅子のファンがおったと、志の輔師匠にお伝えください。本望です。

遺書か?・・・

わーい!誕生日だ・・・

わいもわいわいわいわい言うてたら、齢を重ねてしまったわい。

おもろない言うな!

ほんの出来心です。

幼少時「誕生日とこどもの日をいっしょにするな!」とシュプレヒコールを上げて一人でデモ行進していたら、わたいもビッグな人間になれてただろうか・・・